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海野雅威の気まますぎるdiary

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最高のレッスン



左からChip Jackson, Curtis Fuller, Nathan Davis, Billy Taylor, Carmen Lundy, George Cables, Winard Harper





Betty Carter's Jazz Ahead 2010に参加するために2週間ワシントンに行ってきました。これはBetty Carterが生前立ち上げた若い人のための(30歳まで)ジャズのワークショプです。

Betty Carterは才能のある新進気鋭ミュージシャンにとって登竜門のような存在でJazz's Best Universityと言われていた程です。しかし、彼女は若手を育てるという意識よりも、彼女自身が新しい感覚のミュージシャンに触発されながら逆に学び、誰よりも音楽を楽しんでいたようです。

そしてこのプログラム、参加するためにかかる費用はゼロ。宿泊や食事代、交通費まですべてプログラムが負担してくれます。音楽家を育てようとするアメリカの文化面での援助と理解は素晴らしいです。

このワークショップの条件としてBettyがこだわったのは、各自が演奏だけでなく作曲をするということでした。Jazz Aheadではそれぞれのオリジナル曲を中心にグループに分かれて演奏します。時折、楽器別の講義やBettyについて、ビジネスに関しての講義があります。最後にその成果としてKennedy CenterのMillennium Stageでの三日間のコンサート、子供達へのジャズ講座と演奏、Delaware,Philadelphiaにツアーという内容でした。

Bettyの思いを受け継いで熱心に教えてくださったミュージシャン、特にGeorge Cables、Billy Taylor両氏の貴重なお話やアドバイスが胸に沁みました。またGeorgeと二台のピアノで演奏できたことが、忘れられない経験になりました。(師匠の大塚先生や元岡先生とのレッスンを思い出しました。)また新たな師匠に出会えたことがうれしいです。

非常にタイトなスケジュールでしたが、久々に学生に戻ったような感じで、ジャズミュージシャンらしからぬ?規則正しい生活ですっかり健康になりました(笑)ワークショップの合間に散歩したり、ジャズクラブにCedar WaltonやGeorge CablesとWinard Harperのライブを聴いたり、Kennedy CenterでPorgy and BessやSan Francisco Symphonyを聴いたりと、音楽にかこまれて有意義に過ごす事ができました。

2週間を共にした素晴らしい仲間達と講師陣とが家族のように仲良くなり、最終日は涙涙の別れでした。ある生徒が「あなた方が先生で本当に幸せでした。ありがとうございました!」と言うとCurtis Fullerがこう言いました。「いや、僕は本当はあなた達の先生じゃないよ。僕も一生音楽の生徒なんだ。もしかしたら死んだ後もずっと生徒だろうね。」この言葉に一同また感動。











     

         



 

Georgeと。





ワシントンの桜もきれいに咲いていました。







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